第15回 定期演奏会
『バンザーイ!バンザ−イ!バンザーイ!』
特別編集***第15回定期演奏会『バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!』
2003年6月1日♪
第16回松戸ブラスオルケスター定期演奏会が松戸市文化会館『森のホール21』大ホールにて開催されました。
前日は38年ぶりの台風上陸か?! …とささやかれお天気が心配になりましたが、
午前中に前日の雨の名残で一時雨が降ったものの、本番には晴れてくれました。
お陰様で、沢山のお客様に来場していただけました。
今回のプログラムは今までと趣向を変えてポップスステージのないオリジナル曲中心の演奏会となりました。
1部は、みなさんが一度はどこかで聴いた事がある曲ばかりを集めた『世界の民謡特集』、
2部は『オリジナル曲』を中心のステージになりました。
松戸ブラスの演奏会としては初めて今回、作曲家
の八木澤教司先生の委託作品である
『ピアノと吹奏楽のための協奏的組曲』(改訂版)を初演しました。
八木澤先生より絶大な信頼を得ているピアニスト、織茂 学さん
との共演でした。
織茂さんも八木澤先生も20代なので、年齢的にも団員と同じ位であり、
とても気さくな方がたなので親近感をもって接することができました。
練習も3回程度しか一緒にあわせることができませんでしたが、毎回あわせる度に
織茂さんのピアノの技術の高さに圧倒!! されていました。
私たちもピアノのパワーに負けないように演奏ができたらと思いながら練習をしてきました。
本番は八木澤先生にも織茂さんにもお褒めの言葉をいただき、
一緒に演奏をした私たちも演奏しながら感動をしてしまいました。
( 特にU楽章のコラール。私(brako)は吹きながらジーンとしてしまいました。)
1部の『世界の民謡特集』は、日本、ロシア、イタリア、アメリカ、イギリスの国々の民謡を集めて演奏しました。
どの曲もメロディーを聴くとその国々の様子が思い浮かんで来るようで、世界を知る手がかりの一つとしてこのような音楽は有効なんだなあと思いました。
2部はピアノとの共演の他にオリジナル曲を2曲演奏しました。『ベトナムの回顧』は、ベトナム戦争を振り返って戦争をしても平和は訪れないという曲なので、
イラク戦争が今年あったため選曲を変更するべきかどうか悩んだようですが、お客様の反応は意外と良かったように思いました。
最後には「第6の幸運をもたらす宿」を演奏し、そこでは初めてチェレスタやハープを使った演奏になりました。
チェレスタもハープもとてもやさしい音がする楽器で管楽器にはない魅力のある音が印象的でした。
本番が終わり、片付けも終わった頃バケツをひっくり返したような豪雨になってしまいました。
…しかし、豪雨にも負けず打ち上げは敢行しました。
打ち上げに参加していただいた八木澤先生や織茂さんはちょっと引き気味だったかもしれません(汗)
そこでは『結婚報告』をトランペットのT氏が酔っ払った勢いでして、そのあと数々の告白報告がありました。
・・・・そんな1次会の打ち上げが終わり、
次の日まで休みを取った人を中心に3次会まで流れていったのでありました。